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【2026年最新】ハウスメーカー坪単価ランキング一覧|施主が徹底比較

ハウスメーカー 坪単価ランキング 徹底比較!
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  • ハウスメーカーの坪単価っていくらが相場なの?
  • サイトによって坪単価の数字が全然違うのはなぜ?
  • 坪単価60万円で30坪の家を建てると、結局いくら?
  • 2026年も坪単価は上がり続けるの?

坪単価の一覧はネット上に山ほどあります。ただ、前提を揃えずに並べた一覧は、比べても意味がありません

本体価格で計算した坪単価と、総額で計算した坪単価。延床面積で割った坪単価と、施工面積で割った坪単価。この2つが混ざっているだけで、同じ家の数字が2〜3割ずれます。

そこでこの記事では、すべて「建物本体価格 ÷ 延床面積」に揃えたうえで、出典が確認できたメーカーだけを一覧にしました。出典が取れなかった会社は、数を揃えるためだけに載せることはしていません。

むつごろー

筆者は積水ハウスで完全分離型の二世帯住宅を建てた施主です。契約前には複数社から見積もりを取り、坪単価を並べて比較しました。

わが家の実額は、延床71坪・総額7,177万円・坪単価101万円です。

ただし、この101万円は約4〜5年前の契約時の単価です。今の積水ハウスの実勢はこれよりかなり高く、当ブログのYouTubeに寄せられた見積もり報告では坪155万円〜、都内では坪200万円を超える例もあります。「今も101万円で建てられる」という数字ではない点だけ、先にお伝えしておきます。

なお当ブログは、積水ハウスの紹介制度の橋渡しや、一括資料請求サービスの紹介もしています。読者が申し込むと当ブログに報酬が入る仕組みがあるため、利害関係は隠さずに書いておきます。そのうえで、デメリットも同じ量だけ書くようにしています。

むつごろー

一覧はあくまで出発点です。最後は自分の土地と間取りで出た見積もりが答えになります。

これから家を建てる方は、ぜひ最後までご覧ください。

この記事を書いた人
むつごろー

<プロフィール>

積水ハウスで完全分離型二世帯住宅(71坪)を建てた現役施主・入居5年目

チーフアーキテクトとの家づくり実体験を120記事以上で発信

積水ハウス紹介実績30件突破/不動産専門Webライター

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目次

ハウスメーカーの坪単価一覧&ランキング【2026年最新版】

ハウスメーカーの坪単価一覧&ランキング【2026年最新版】

まず結論から並べます。この記事の坪単価は、すべて「建物本体価格 ÷ 延床面積」で統一しています。

一覧を作るにあたって、次の3つのルールを守りました。

  • 総額ベースの数字と本体ベースの数字を混ぜない
  • 分譲住宅(土地代込み)の販売価格から坪単価を計算しない。注文住宅の建築費だけを使う
  • 出典が確認できたメーカーだけを載せる。出典が取れなかった会社は、推測で埋めずに表から外す

そのため、他サイトの一覧より掲載社数は少なくなっています。数を揃えるより、数字の確かさを優先しました。

大手ハウスメーカーの坪単価ランキング(高い順)

2026年8月時点で当ブログが出典を確認できた範囲では、最上位帯は積水ハウスです。

ただし各社が毎年のように単価を上げているため、順位は時期によって入れ替わります。時点つきの数字として見てください。

スクロールできます
順位メーカー坪単価の
目安
基準特徴出典
1位積水ハウス135〜
155万円
本体価格
ベース
鉄骨とシャーウッド(木造)の2本柱。
ダインコンクリートなど
外壁の選択肢が広い
当ブログ調べ(2026年8月)/公式IRは1棟平均5,673万円÷約41坪=坪約138万円(2026年度第1四半期・2026年6月4日発表)
2位住友林業約142万円請負・引渡
ベース
木造(ビッグフレーム構法)。
木質感のある内装が持ち味
Financial Factbook 2026年12月期第2四半期(2026年8月7日発表)1棟平均5,000万円÷35.2坪
3位セキスイ
ハイム
約121.6万円請負
ベース
工場でユニットを組む生産方式。
太陽光と蓄電池の提案に強い
積水化学工業 2026年度第1四半期 決算説明会資料(2026年7月31日発表)に坪単価として記載

表の見方について、大事な注記を2つ入れます。

「請負・引渡ベース」は、各社のIR資料に載っている1棟あたりの平均契約金額を平均延床面積で割った数字です。付帯工事などが含まれるぶん、本体価格ベースより高めに出ます。積水ハウスの135〜155万円(本体ベース)と単純に横並びできない点にご注意ください。

大和ハウス工業、ヘーベルハウス(旭化成ホームズ)、ミサワホーム、三井ホーム、パナソニックホームズ、一条工務店は、1棟あたりの単価と平均延床面積の両方を公開した資料が確認できませんでした。推測で数字を入れると比較の意味がなくなるため、この表からは外しています。

むつごろー

積水ハウスの実勢155万円〜という数字は、当ブログのYouTubeに寄せられた視聴者の見積もり報告にもとづくものです。都内では坪200万円を超える報告も届いています。

商品別・構造別の坪単価は積水ハウスの坪単価の記事で詳しく解説しています。

むつごろー

3社しか載っていないのは、出典が取れなかったからです。他サイトの20社・30社の一覧は、どこの数字なのかを一度確かめてみてください。

ローコスト住宅の坪単価ランキング(安い順)

ローコスト〜ミドルコスト帯は、桧家住宅の51.9万円が最安でした(2026年8月時点・当ブログ調べ)。

こちらの4社は、すべてSUUMO建築実例の本体価格から当ブログが算出した数字です。基準がそろっているので、社どうしの比較ができます。

順位メーカー坪単価の
目安
基準特徴出典
1位(最安)桧家住宅51.9万円本体価格
ベース
全館空調「Z空調」を標準クラスで用意当ブログ 桧家住宅の割引
(SUUMO建築実例より算出/施工当時の価格)
2位タマホーム57.3万円本体価格
ベース
全国展開のローコスト大手。
延床25〜35坪の実例が中心
当ブログ タマホームの値引き
(SUUMO建築実例25〜35坪より算出/施工当時の価格)
3位アキュラ
ホーム
64.1万円本体価格
ベース
木造の自由設計。
35坪の本体は平均2,243万円
当ブログ アキュラホームの総額
(SUUMO建築実例30〜40坪より算出/施工当時の価格)
4位アイ工務店66.3万円本体価格
ベース
収納と間取りの自由度が高い。
35坪の本体は平均2,320万円
当ブログ アイ工務店の総額
(SUUMO建築実例30〜40坪より算出/施工当時の価格)
この4社の坪単価を見るときの注意点

上の坪単価は、SUUMO注文住宅の建築実例に載っている建物本体価格を、当ブログが延床面積で割って算出したものです。

ただし建築実例は「すでに建った家」の記録です。SUUMO側も「建築実例の表示価格は施工当時のものであり、現在の価格とは異なる場合があります」と注記しており、実例ごとの建築年は公開されていません。
つまりこの4社の数字には、直近の値上がりが反映されていない可能性があります

参考までに、住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」では、注文住宅の建設費の全国平均が2021年度3,569.7万円から2025年度4,259.8万円へ、4年で約19%上がりました。家が小さくなった分を除いた1㎡あたりで見ると、上昇率は約25%です(建設費÷住宅面積で当ブログが算出)。

これから見積もりを取る方は、上の坪単価に1〜2割ほど上乗せして資金計画を立てておくと、実際の金額との差が小さくなります。

安い=品質が低い、ではありません。坪単価が下がるのには、コスト構造の理由があります。

  • プランを規格化して、設計と現場管理の手間を減らしている
  • 部材を全国一括で仕入れて、単価を下げている
  • 広告費や展示場の維持費を抑えている

平屋を検討中の方は、アキュラホームの平屋が坪56.2万円(37坪で約2,079万円)という数字も出ています。詳しくはアキュラホームの平屋価格の記事をご覧ください。

ローコスト帯を選ぶときの注意点は、後悔しない見極め方のセクションで詳しく解説しています。

ぴよ

同じ本体価格ベースで並んでいるので、この4社どうしなら安心して比べられますよ!

価格帯別に見るハウスメーカーの分布図

坪単価を4つの帯に分けると、自分の予算に合うグループが見つけやすくなります。

各グループに、延床30坪で建てた場合の金額も添えました(本体=坪単価×30坪、総額=本体×1.25)。

①〜50万円台(30坪:本体約1,500〜1,790万円/総額の目安 約1,875〜2,240万円)
  • 桧家住宅(51.9万円)
  • タマホーム(57.3万円)

規格化とスケールメリットでコストを抑えた帯です。まず総額を抑えたい方の入口になります。

②60〜80万円台(30坪:本体約1,920〜1,990万円/総額の目安 約2,400〜2,490万円)
  • アキュラホーム(64.1万円)
  • アイ工務店(66.3万円)

自由設計を残しつつ価格を抑えた帯です。
標準仕様の厚みで各社の差が出ます。

③90〜110万円台(30坪:本体約2,700〜3,300万円/総額の目安 約3,375〜4,125万円)

今回、出典が確認できたメーカーはこの帯にありませんでした。
中堅〜準大手が入る帯ですが、単価を公開している会社が少ないため、資料請求で個別に確認する必要があります。

④120万円以上(30坪:本体3,600万円〜/総額の目安 約4,500万円〜)
  • 積水ハウス(135〜155万円)
  • 住友林業(約142万円)
  • セキスイハイム(約121.6万円)

大手ハウスメーカーの帯です。
構造・保証・アフターサービスまで含めた価格になります。

分布はあくまで目安です。同じ会社でも、上位商品と規格住宅では坪単価が大きく変わり、帯をまたぐことがあります。気になる会社が見つかったら、商品ラインまで指定して見積もりを取ってください。

むつごろー

自分の予算がどの帯なのかが分かると、展示場めぐりの効率が一気に上がります。

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坪単価一覧をそのまま信じると危険?数字がバラバラになる3つの理由

坪単価一覧をそのまま信じると危険?数字がバラバラになる3つの理由

同じメーカーなのにサイトごとに坪単価が違うのは、前提が揃っていないからです。

比べているのが本体価格なのか総額なのか、分母が延床面積なのか施工面積なのか。この2つが揃っていないだけで、同じ家の坪単価が2〜3割ずれます。

理由は3つに絞れます。順番に見ていきましょう。

理由①:本体価格ベースか総額ベースかで数字が変わる

当ブログの坪単価は、すべて建物本体価格 ÷ 延床面積で計算しています。総額の話をするときは、必ず「総額」と書き分けます。

本体価格に含まれないものは、大きく分けて2種類あります。

  • 付帯工事:地盤改良、外構(駐車場・フェンス・植栽)、給排水やガスの引き込み、解体工事
  • 諸費用:登記費用、火災保険料、住宅ローンの事務手数料、印紙税、地鎮祭や上棟式の費用

この2つを足すと、本体:総額 = おおよそ 1:1.25の関係になります。

計算式にすると、こうなります。

  • 本体3,000万円 → 総額の目安 3,000万円 × 1.25 = 約3,750万円
  • 本体4,000万円 → 総額の目安 4,000万円 × 1.25 = 約5,000万円

ここで落とし穴になるのが、同じ家でも本体ベースで語ると坪単価が2〜3割安く見えるという点です。

坪単価70万円と紹介されている会社と、坪単価90万円と紹介されている会社。前者が本体ベース、後者が総額ベースなら、実際の建物のグレードは逆転していることもあります。

坪単価の数字を見たら、まず「これは本体か総額か」を確認してください。書かれていない場合は本体ベースで書かれていることが多いですが、断定はできません。見積書では「建物本体工事費」の欄を見るのが確実です。

むつごろー

わが家も最初は本体価格だけを見ていて、後から付帯工事と諸費用の額に驚きました。最初から総額で考えておくと、資金計画がぶれません。

理由②:坪単価に含まれるものが会社ごとに違う

坪単価に何が含まれるかは、会社ごと・商品ごとに違います。一律のルールはありません。

一般的な傾向を整理すると、次のようになります。

項目坪単価に含まれるか
設計料・確認申請費含まれることが多い
仮設工事
(足場・仮設トイレ)
含まれることが多い
キッチン・浴室・
トイレ・洗面
含まれることが多い
(グレードは標準仕様の範囲)
照明器具・カーテン会社によって違う
エアコン・空調会社によって違う
(全館空調は別途が多い)
屋外給排水・
ガス引き込み
基本は別途
地盤改良・外構基本は別途

注意したいのは、この表は一般論であって、特定のメーカーが何を含むかを示すものではないことです。同じ会社でも商品ラインが違えば範囲が変わります。

だからこそ、見積もりの席で直接聞くのが一番早いです。営業さんに聞く質問は、この3つで足ります。

  • この坪単価に、照明器具とカーテンは入っていますか?
  • エアコンは何台分まで標準に含まれますか?
  • 屋外の給排水工事と地盤改良は、この金額の外ですか?
ぴよ

メモを持っていって、その場で答えを書き込むのがおすすめですよ!

理由③:延床面積か施工面積かで分母が変わる

分母を施工面積にすると、坪単価は安く見えます。

延床面積と施工面積の違いは、次のとおりです。

面積の種類数え方含まれることがあるもの
延床面積建築基準法上の床面積
1階+2階の合計
各階の居室・廊下・階段
施工面積実際に工事した部分の面積
法的な定義はない
バルコニー、玄関ポーチ、
吹き抜け、ロフト、小屋裏収納

同じ建物で計算してみます。

  • 本体3,000万円 ÷ 延床30坪 = 坪単価100万円
  • 本体3,000万円 ÷ 施工面積34坪 = 坪単価約88万円

家はまったく同じなのに、分母を変えるだけで坪単価が12万円下がりました

施工面積には法律上の決まった定義がありません。どこまでを含めるかは会社の判断なので、他社と比べるときは延床面積ベースに揃えるのが安全です。

当ブログの一覧は、すべて延床面積ベースで統一しています。

むつごろー

見積書に「施工面積」と書いてあったら、延床面積が何坪なのかも必ず聞いてください。ここを揃えないと比較になりません。

積水ハウスを例にした具体的な数字のズレ方は、積水ハウスの坪単価の記事で解説しています。

坪単価の計算方法は?30坪・35坪・40坪の総額シミュレーション

坪単価の計算方法は?30坪・35坪・40坪の総額シミュレーション

坪単価から総額を出す手順は、2ステップで終わります。

①坪単価 × 坪数 = 本体価格 → ②本体価格 × 1.25 = 総額の目安、これだけです。

この章は電卓代わりに使えるよう、計算式と表を多めに並べました。自分の坪数の行を探して当てはめてみてください。

坪単価の計算式と2階建ての坪数の数え方

計算式は次の2本です。

坪単価 = 建物本体価格 ÷ 延床面積(坪)/ 延床面積(坪) = 延床面積(㎡) ÷ 3.30578

つまずきやすいのが、2階建ての坪数の数え方です。

延床面積は1階と2階の合計で数えます。1階の床面積だけで割ってしまうと、坪単価が実際の2倍近くに見えてしまいます。

  • 1階 55㎡ + 2階 50㎡ = 延床105㎡ = 約31.8坪
  • 本体2,800万円 ÷ 31.8坪 = 坪単価約88万円

1階だけの55㎡(約16.6坪)で割ると坪単価169万円になり、まったく別の家に見えてしまいます。

㎡から坪への換算は、この早見表が便利です。

延床面積(㎡)延床面積(坪)
90㎡約27.2坪
100㎡約30.3坪
105㎡約31.8坪
115㎡約34.8坪
120㎡約36.3坪
130㎡約39.3坪
145㎡約43.9坪
ぴよ

図面には㎡で書かれていることが多いので、この表をブックマークしておくと便利ですよ!

坪単価60万円・100万円・150万円で建てた場合の総額比較

坪数と坪単価の組み合わせで、金額がどう動くかを一覧にしました。

上段が本体価格、下段が総額の目安(本体×1.25)です。

延床坪60万円坪80万円坪100万円坪120万円坪150万円
25坪本体1,500万円
総額約1,875万円
本体2,000万円
総額約2,500万円
本体2,500万円
総額約3,125万円
本体3,000万円
総額約3,750万円
本体3,750万円
総額約4,688万円
30坪本体1,800万円
総額約2,250万円
本体2,400万円
総額約3,000万円
本体3,000万円
総額約3,750万円
本体3,600万円
総額約4,500万円
本体4,500万円
総額約5,625万円
35坪本体2,100万円
総額約2,625万円
本体2,800万円
総額約3,500万円
本体3,500万円
総額約4,375万円
本体4,200万円
総額約5,250万円
本体5,250万円
総額約6,563万円
40坪本体2,400万円
総額約3,000万円
本体3,200万円
総額約4,000万円
本体4,000万円
総額約5,000万円
本体4,800万円
総額約6,000万円
本体6,000万円
総額約7,500万円

総額には付帯工事と諸費用を含み、土地代は含みません。付帯工事の内容は土地の状態で変わるため、地盤が弱い土地では総額がこの目安を上回ることがあります。

よく検索されている組み合わせを、文章でも書いておきます。

坪単価60万円で30坪なら本体1,800万円、総額の目安は約2,250万円です。坪単価100万円で35坪なら本体3,500万円、総額の目安は約4,375万円になります。

大手で建てる場合の例として、積水ハウスの実勢(坪135〜155万円)で30坪を計算するとこうなります。

  • 本体価格 = 30坪 × 135〜155万円/坪 = 4,050〜4,650万円
  • 総額 = 本体価格 × 1.25(付帯工事費・諸費用)= 約5,060〜5,810万円

35坪なら本体5,425万円、総額は約6,780万円が目安です。この数字の出し方と必要年収は積水ハウス30坪の総額の記事で解説しています。

むつごろー

同じ30坪でも、坪単価60万円の会社と155万円の会社では総額が3,500万円以上違います。まず自分がどの帯を見ているのかを決めてください。

総額は「本体価格×1.25」で見ておくと安心

1.25倍という数字の中身は、付帯工事と諸費用です。

  • 付帯工事:本体価格の10〜15%程度になることが多い
    (地盤改良、外構、給排水の引き込み、解体など)
  • 諸費用:本体価格の5〜10%程度になることが多い
    (登記、火災保険、ローン手数料、印紙税など)

この2つを足すと15〜25%程度になるため、本体×1.25を目安に置いておくと、資金計画が大きくずれにくくなります。

土地から買う方は、これに土地代がさらに乗ります。建物の総額と土地代は別会計で考えてください。

全国平均でどのくらいの建設費になっているかは、公的なデータでも確認できます。

2025年度のフラット35利用者調査(住宅金融支援機構)によると、注文住宅の建設費は全国平均4,259.8万円、住宅面積は118.4㎡(約35.8坪)でした。坪単価に直すと約118.9万円です。土地付注文住宅では建設費3,737.6万円・住宅面積110.3㎡(坪単価約112.0万円)で、これとは別に土地取得費が平均1,575.3万円かかっています。

参考:住宅金融支援機構「2025年度 フラット35利用者調査」

むつごろー

全国平均で坪118.9万円というのは、多くの方が思っているより高い数字だと思います。相場感は数年で変わっています。

家を建てるまでに貯めておきたい金額は、家を建てるのに必要な貯金額の記事で試算しています。

ハウスメーカーの坪単価は2026年も上がる?推移と値上げの最新状況

ハウスメーカーの坪単価は2026年も上がる?推移と値上げの最新状況

坪単価は上がり続けています。公的データで見ると、注文住宅の坪単価はこの10年で40.5%上がりました。

しかも、建設費が上がっているだけではありません。住宅面積が縮んでいるため、割り算の答えである坪単価は二重に押し上げられています。

以下は2026年8月時点の情報です。値上げの発表状況は変わるため、時点つきで読んでください。

建築費と坪単価の推移を公的データで確認する

住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」の全国平均を、年度別に並べました。

注文住宅(土地代を含まない建設費)の推移です。坪単価は「建設費 ÷(住宅面積 ÷ 3.30578)」で計算しています。

年度建設費住宅面積坪単価
2016年度3,308.2万円129.3㎡
(39.1坪)
84.6万円
2018年度3,390.4万円126.8㎡
(38.4坪)
88.4万円
2020年度3,532.5万円124.4㎡
(37.6坪)
93.9万円
2021年度3,569.7万円123.8㎡
(37.4坪)
95.3万円
2022年度3,715.2万円122.8㎡
(37.1坪)
100.0万円
2023年度3,861.1万円119.5㎡
(36.1坪)
106.8万円
2024年度3,932.1万円118.5㎡
(35.8坪)
109.7万円
2025年度4,259.8万円118.4㎡
(35.8坪)
118.9万円

参考:住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」

坪単価の推移(2016年度→2025年度)
2016年度の水準(84.6万円) そこからの増加分
2016年度84.6万円
2018年度88.4万円+3.8
2020年度93.9万円+9.3
2021年度95.3万円+10.7
2022年度100.0万円+15.4
2023年度106.8万円+22.2
2024年度109.7万円+25.1
2025年度118.9万円+34.3

※ 建設費 ÷ 住宅面積(坪換算)で算出/単位は万円

坪単価の変化+34.3万円(+40.5%)
住宅面積の変化−3.3坪(39.1→35.8坪)

家は小さくなっているのに、坪あたりの単価は上がっています。同じ坪数で建てようとすると、9年前より総額が大きくなりやすい状況です。
出典:住宅金融支援機構「フラット35利用者調査」(2016〜2025年度・全国/注文住宅)

読み解きは3点です。

  • 建設費は10年で28.8%上がった(3,308.2万円 → 4,259.8万円)
  • 住宅面積は10年で8.4%縮んだ(129.3㎡ → 118.4㎡)
  • 結果として坪単価は40.5%上がった(84.6万円 → 118.9万円)

直近1年の伸びが最も大きい点にも注意してください。2024年度から2025年度だけで、坪単価は9.2万円(8.4%)上がっています。

むつごろー

同じ傾向は国土交通省の建築着工統計でも確認できます。

居住専用住宅(木造)の工事費予定額を床面積で割った坪単価は、2022年の58.0万円から2025年は74.7万円へと3年で28.8%上がりました。2つの統計で水準は違いますが、上昇の変曲点が2022年から2023年にかけてである点は一致しています。

参考:国土交通省「建築着工統計調査」

国土交通省の住宅市場動向調査でも、注文住宅の住宅建築資金(土地購入資金を除く)は全国平均5,233万円と発表されています(令和7年度調査・令和8年7月公表)。

同じ調査で中央値は4,000万円です。平均が中央値を1,200万円以上上回っているのは、金額の大きい層に平均が引っ張られているためです。「平均=自分の場合の目安」とは限らない点にご注意ください。

参考:国土交通省「令和7年度 住宅市場動向調査」

ぴよ

数年前の相場感のまま予算を組むと、あとで足りなくなってしまいます。最新の数字で計算しましょう!

2026年に値上げを発表したハウスメーカー

2026年8月時点で、公式リリースで値上げを明記していたのはアキュラホーム1社でした。

主要12社の公式ニュースリリースを1件ずつ確認した結果です。

メーカー値上げ率発表日出典
アキュラホーム
(AQ Group)
基盤商品を3〜7%
(実施日はリリースに記載なし)
2026年6月1日公式ニュースリリース
大和ハウス工業戸建・賃貸で価格転嫁を進める
(2026年7月以降・率は非開示)
2026年8月6日決算説明会
質疑応答
ヤマダホームズ
(桧家住宅の同グループ)
価格改定を随時実施済み
(率・時期は非開示)
2026年8月6日ヤマダHD 決算短信
一条工務店
ヘーベルハウス
ミサワホーム
アイ工務店
パナソニックホームズ
公式発表なし各社公式ニュースリリース
一覧を確認

「公式発表なし」は「値上げしていない」という意味ではありません。戸建の請負価格の改定をプレスリリースする会社はほとんどなく、実際の価格は見積もりの場で初めて分かるのが実情です。

アキュラホームは同じリリースで、価格を据え置いた「AQコレクションzero」を1,645万円(税別)から2026年6月1日〜7月31日の2か月限定で販売すると発表しています。値上げと据え置き商品がセットで出る形です。

値上げの背景として、公的機関のデータで確認できる事実は次の3つです。

  • 資材コストの高騰:2026年6月の国内企業物価指数は前年比+7.1%、輸入物価指数(円ベース)は前年比+29.7%(日本銀行 企業物価指数・2026年7月10日公表)
  • 人件費と工期:建設業の時間外労働の上限規制が2024年4月から適用され、原則「月45時間・年360時間」になりました(厚生労働省
  • 省エネ基準の適合義務化:2025年4月以降に着工する全ての新築住宅で、省エネ基準への適合が義務になりました(国土交通省
むつごろー

設備側でも値上げは続いています。

積水化学工業は建材製品群を20%以上(2026年4月14日発表)、ユニットバスを4〜19%(2026年6月8日発表)改定すると公表しました。パナソニック ハウジングソリューションズも室内建具などを約10%改定します(2026年10月1日受注分から)。設備の価格改定は、時間差で住宅本体の見積もりに反映されます。

ここで挙げたのは建材・設備メーカーの価格改定です。パナソニック ハウジングソリューションズはパナソニック ホームズとは別の会社なので、「パナソニックホームズが値上げした」という意味ではありません。

積水ハウスの値上げの経緯は積水ハウスの値上げ、タマホームはタマホームの値上げの記事で追っています。

決算資料では「単価が上がった」会社が複数あります

値上げをプレスリリースで出す会社はほとんどありません。ただし上場している会社は、決算資料に実際の単価を載せています。ここを見ると実態がわかります。

メーカー決算資料に載っていた単価の変化出典
積水ハウス注文住宅の1棟あたり単価
5,248万円→5,642万円
(2024年度→2025年度・394万円増)
2026年1月期
決算補足資料
住友林業戸建注文住宅の受注単価
前年同期比+6.0%
同じ期間に床面積は
34.7坪→34.4坪と縮小
2026年12月期2Q
ファクトブック
セキスイハイム
(積水化学工業)
「高価格帯戸建の拡大による
棟単価UP」
「原料高騰に対する
価格転嫁は順調」
2026年度1Q
決算説明資料
タマホーム注文住宅の平均販売価格は
前年同期比で上昇し高水準
(実額は非開示)
2026年5月期3Q
決算説明資料

逆に、大和ハウス工業は戸建住宅の1戸あたり平均売上金額が5,480万円→5,310万円と下がりました(2025年3月期→2026年3月期)。ただし同じ期間に平均面積も141.5㎡→133.9㎡と5%ほど縮んでいます。
1㎡あたりに直すと金額は上がる計算になるので、「安くなった」のではなく「小さい家が増えた」と読むほうが実態に近そうです(面積あたりの金額は当ブログが割り算した数字です/出典:ファイナンシャルファクトブック2026年3月期)。

ぴよ

住友林業の数字がいちばん分かりやすいです。単価は6%上がって、家は0.8%小さくなっています。坪単価で見ると、6%以上の上昇ということになります。

一条工務店・アイ工務店・ミサワホーム・トヨタホーム・パナソニックホームズは上場していないため、この単価データそのものが公表されていません(ミサワホームは2019年12月に上場廃止)。表に出てこないのは「上がっていない」からではなく「確認する方法がない」からです。

これらは「値上げを発表した」ではなく「結果として単価が上がった」という数字です。高い価格帯の商品が売れた影響も含まれるので、同じ仕様の家がそのまま6%高くなった、という意味ではありません。それでも、値上げの発表がなくても実際の契約金額は上がっていることは読み取れます。

これから建てる人が今できる3つの対策

値上げに対してできることは、契約を急ぐことではありません。

むつごろー

焦って契約すると、仕様の検討が足りないまま話が進み、あとから追加費用が積み上がります。値上げ分より高くつくこともあります。

現実的な対策は3つです。

値上げ局面でできる3つの対策
  • 今の相場を複数社の見積もりで押さえる
    去年の相場感で予算を組むと、資金計画がずれます。
    同じ条件で3社以上に出してもらい、2026年の実勢を自分の目で確認してください
  • 仕様のグレードで調整する
    坪単価が上がった分は、標準仕様の範囲でどこまで満足できるかを見直すと吸収しやすくなります。
    オプションは契約前に外す方が金額が動きます
  • 紹介制度や割引が使えるか確認する
    制度の有無はメーカーごとに違います。展示場に行く前に調べておくと、選択肢を残せます

③については、各社の制度と割引率をハウスメーカー30社の紹介制度の記事に一覧でまとめています。筆者は積水ハウスの紹介制度で211万円の割引を受けました。

むつごろー

値上げのニュースを見ると焦りますが、急いで決めた仕様は後から効いてきます。急ぐより、比べる時間を確保してください。

各社の値上げの経緯はハウスメーカー各社の値上げ状況の記事で追いかけています。

【体験談】施主が実際に払った坪単価と、見積もりで分かったこと

【体験談】施主が実際に払った坪単価と、見積もりで分かったこと

ここからは相場ではなく、実際に払った金額の話です。

むつごろー

わが家は積水ハウスの鉄骨(IS ROY+E)で、完全分離型の二世帯住宅を建てました。延床71坪、建築工事費7,177万2,800円、坪単価101万円です。2021年6月契約、2022年4月引き渡しでした。

坪単価一覧を眺めているときに一番知りたかったのが「で、実際に払った人はいくらだったの?」でした。同じ立場の方のために、数字をそのまま出します。

契約当時の坪単価は101万円だった

まず金額の前提を整理します。わが家の金額は3段階で積み上がりました。

段階金額
①建物本体工事費5,390万円
②建築工事費
(本体+付帯工事・税込)
7,177万円
③総計
(②+諸費用108万円)
7,285万円

坪単価101万円は、②の7,177万円を延床71坪で割った数字です。建て替えだったため、土地代は含まれていません。

②に含まれるものには、太陽光発電244万円、エコキュートと床暖房185万円、換気システム129万円、外構・造園212万円、解体255万円などが並びます。値引きは4種類で合計394万円、うち紹介制度による割引が211万円でした。

そしてここが一番大事なところです。

この坪単価101万円は、約4〜5年前の契約時の単価です。2026年8月時点の積水ハウスの実勢は坪155万円〜で、都内では坪200万円を超える見積もり報告も届いています。「今も101万円で建てられる」という数字ではない点にご注意ください。

もうひとつ、大手の平均より安く見える理由も書いておきます。

理由は延床面積です。延床71坪は、大手の平均である40坪前後の1.8倍近くあります。

むつごろー

キッチンや浴室が2セット必要な二世帯なので総額は上がりますが、玄関・階段・廊下といった「大きくしてもそこまで金額が増えない部分」の割合が下がるため、割り算の答えである坪単価は下がりやすくなります。

内訳の全項目は二世帯住宅の完全分離の費用の記事で1円単位まで公開しています。

むつごろー

数字を出すのは勇気が要りましたが、同じ悩みの方に一番役立つのはここだと思っています。

同じ延床面積でも他社見積もりとの差はここに出た

複数社の見積もりを並べたとき、坪単価の差が生まれていたのは3か所でした。

①本体に含まれる範囲の違い
照明・カーテン・エアコンを標準に含める会社と、すべて別途の会社がありました。
わが家の場合、照明65万円・カーテン60万円・エアコン115万円で合計240万円です。
ここが本体に入っているかどうかだけで、坪単価は3万円以上動きます。

②付帯工事の見積もりの粗さ
地盤改良費を「調査後に確定」として金額ゼロで出してくる会社と、概算を入れてくれる会社がありました。
ゼロで出ている見積もりは、後から数十万〜百万円単位で増えます。

③標準仕様のグレード差
外壁、サッシ、断熱材のグレードが会社ごとに違いました
同じ坪単価でも、あとから追加が必要な会社とそうでない会社に分かれます。

同じ比較を自分でもやりたい方に向けて、チェック項目を挙げておきます。

他社見積もりを並べるときの5項目
  • 本体価格と付帯工事が、別の行に分けて書かれているか
  • 地盤改良費が入っているか(ゼロ円なら「調査後に確定」の意味ではないか)
  • 照明・カーテン・エアコンが標準に含まれるか
  • 外構工事が別途になっていないか
  • 値引きや紹介制度の適用が、見積書のどこに反映されているか

積水ハウスの見積書そのものは積水ハウスの見積もりの記事で公開しています。実物を見ると、どこを見比べればよいかがつかめると思います。

積水ハウス単体の坪単価をもっと詳しく知りたい方は、積水ハウスの坪単価の記事もあわせてどうぞ。

坪単価が安いハウスメーカーはやめた方がいい?後悔しない見極め方

坪単価が安いハウスメーカーはやめた方がいい?後悔しない見極め方

坪単価が安いという理由だけで避ける必要はありません。安さには、納得できる理由と、要注意な理由の2種類があります

この記事では、特定のメーカー名を挙げて「やめた方がいい」とは書きません。同じ会社でも支店や商品ラインで中身が変わりますし、名指しの評価は読者の判断材料になりにくいからです。

代わりに、どこの会社でも使える見極め方を3つの角度から整理します。

安さの理由は「手抜き」だけではない

坪単価が下がる理由の多くは、建物の中身ではなくコスト構造にあります。

納得できる安さ

  • プランを規格化して、設計にかかる手間を減らしている
  • 部材を全国一括で仕入れて、単価を下げている
  • モデルハウスを持たず、展示場の維持費をかけていない
  • テレビCMなどの広告費を抑えている
  • 施工エリアを絞り、現場までの移動と管理のコストを減らしている

要注意な安さ

  • 本体価格だけが安く、付帯工事の見積もりが後から膨らむ
  • 標準仕様が最低限で、住める形にするとオプションが積み上がる
  • 坪単価が施工面積ベースで計算されていて、延床で割り直すと高くなる
  • 断熱や耐震の等級が公表されておらず、比べる材料がない
  • 保証やメンテナンスの費用が他社より短い間隔で発生する
安さの見分け方
  • 「なぜ安いのか」を営業さんが具体的に説明できる会社は、納得できる安さのことが多い
  • 「今だけ」「うちは特別に」で説明が終わる場合は、内訳を書面でもらってから判断する
むつごろー

規格住宅は選べる幅が狭いぶん安い、という説明は筋が通っています。安さの理由が構造として説明できるかどうかが分かれ目です。

坪単価だけで選ぶと総額で逆転することがある

坪単価が15万円安い会社が、総額では並ぶことがあります。

説明用の例で計算してみます。あくまで仕組みを示すための仮の数字です。

項目A社B社
本体坪単価60万円75万円
30坪の本体価格1,800万円2,250万円
オプション・付帯工事の追加+600万円+150万円
合計2,400万円2,400万円

坪単価では15万円の差がありましたが、追加工事まで入れると総額はほぼ並びました。標準仕様が厚い会社は、後から足すものが少なくて済むためです。

むつごろー

さらに、住み始めてからの維持費でも順位は動きます。

外壁の塗り替え周期や、断熱性能による光熱費の差が、30年単位では数百万円になることもあります。維持費の考え方は積水ハウスのメンテナンス費用の記事で試算しています。

坪単価は入口の目安です。判断は総額で、というのが失敗しにくい順番です。

ぴよ

各社の見積もりが出そろうまでは、順位を決めつけないでおきましょう!

見学・見積もりで必ず確認したいチェックポイント

展示場や打ち合わせに持っていくと、そのまま使えるチェックリストにしました。

見積もり比較チェックリスト
(印刷して持参できます)
  • この坪単価は本体価格ベースか、総額ベースか
  • 分母は延床面積か、施工面積か(施工面積なら延床も聞く)
  • 標準仕様に照明・カーテン・エアコンは含まれるか
  • 地盤改良費は見積もりに入っているか(調査前なら概算で何万円を見ているか)
  • 外構工事は別途か、どこまでが含まれるか
  • 保証期間と、無償保証を延長するために必要な有償メンテナンスの費用
  • 値引きや紹介制度など、使える割引があるか

このリストを持って複数社をまわると、同じ質問への答え方の違いで会社の姿勢が見えてきます。

ただし、1社だけ見ても基準が持てません。金額が高いのか安いのかを判断する物差しが、自分の中にないからです。

同じ延床面積・同じ階数・同じエリアの条件で、最低3社は見積もりを取るのがおすすめです。ここまで揃えて初めて、この記事の一覧表より正確な「自分向けの坪単価」が出ます。

ハウスメーカーの絞り込み方に迷ったら、ハウスメーカーの選び方の記事も参考にしてください。

ローコスト住宅を選んだ人がどこで後悔しやすいかは、ローコスト住宅の後悔の記事にまとめています。

同じハウスメーカーでも坪単価は下げられる?3つの実践方法

同じハウスメーカーでも坪単価は下げられる?3つの実践方法

同じメーカー・同じ間取りでも、支払う金額は変わります。

方法は3つです。①紹介制度を使う ②同じ条件で複数社に見積もりを出させる ③仕様と延床面積で調整する、この順番で効果が大きくなります。

順に見ていきます。

方法①:紹介制度を使って割引を受ける

紹介制度は、手続きさえ間に合えば効果が一番大きい方法です。

むつごろー

筆者は積水ハウスの紹介制度を使い、211万円の割引を受けました。値引き交渉をしたわけではなく、契約前に紹介の手続きをしただけです。

ここで一番の注意点があります。

紹介制度は「契約前」、多くの場合は「そのメーカーと初めて接触する前」に手続きしないと使えません。展示場に行って名前と連絡先を書いたあとでは、対象外になるケースが多いです。

展示場めぐりを始める前に、気になっているメーカーに紹介制度があるかどうかだけでも調べておいてください。各社の制度と割引率はハウスメーカー30社の紹介制度の記事に一覧でまとめています。

当ブログでも、積水ハウスについては紹介の橋渡しをしています。手続きの流れと注意点は積水ハウスの紹介制度の記事をご覧ください。

むつごろー

わが家は展示場に行く前に手続きが間に合いました。ここだけは順番を間違えないでください。

方法②:一括資料請求で坪単価を横並び比較する

この記事の一覧より正確な数字がほしいなら、同じ条件で複数社に見積もりを出してもらうのが早いです。

延床面積・階数・エリア・希望の間取りを揃えて依頼すると、自分の土地と条件で計算された坪単価が各社から返ってきます。一般的な相場ではなく、自分向けの数字です。

むつごろー

筆者はタウンライフ家づくりで大手4社に依頼しました。届いたものは次のとおりです。

届いたもの結果
カタログ4社すべて
(紙3社+電子1社)
間取りプラン4社中3社
(平面図のみ/3D図面付きの会社もあり)
土地情報4社中1社
(希望エリアの分譲地資料+現地写真)
届くまでの期間3日〜1週間
申し込みにかかった時間スマホで約5分・4ステップ

残り1社は「まず展示場に来てほしい」という返答で、カタログ中心の内容でした。全社から間取りが届くわけではない点は、先に知っておいた方がよいと思います。

むつごろー

デメリットも正直に書いておきます。

依頼した会社から営業の連絡が来ます。電話がかかってくることもあります。

対策はシンプルで、申し込みフォームの備考欄に「連絡はメールでお願いします」と書いておくことです。筆者はこれで電話の本数がかなり減りました。ほかのデメリットと対処法は一括資料請求のデメリットの記事にまとめています。

ぴよ

間取りプランが届くと、坪単価がぐっと自分ごとになりますよ!

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サービスごとの掲載社数や特典の違いは、ハウスメーカーの資料請求おすすめ5社の記事で比較しています。

方法③:仕様と延床面積で調整する

見積もりが出たあとに効くのが、仕様と面積の調整です。

現実的に効果が出やすいのは、この4つです。

  • 延床面積を1〜2坪削る
    坪単価100万円なら、1坪減で本体100万円、総額125万円が下がります
  • 総2階に近づけて凹凸を減らす
    屋根と基礎の面積が減り、外壁の入隅・出隅も少なくなります
  • 水回りを1か所にまとめる
    配管の距離が短くなり、給排水の工事費が下がります
  • オプションを見送る
    契約後に足すより、契約前に外しておく方が金額が動きます

ここで知っておいてほしい逆転現象があります。

延床面積を減らすと総額は下がりますが、坪単価はむしろ上がることがあります。

キッチンや浴室、玄関、階段のように「家が小さくなっても数が減らない設備」があるためです。30坪の家も25坪の家もキッチンは1つ。分母だけが小さくなるので、割り算の答えは大きくなります。

小さい家ほど坪単価は割高になりやすい、という関係があります。他社の坪単価と比べるときは、延床面積が近い事例どうしで比べてください。

むつごろー

オプションを削るかどうかで迷ったら、先に「残す側」を決めると早いです。わが家がお金をかけて正解だったのは、セラミックワークトップのキッチン(450,500円)と、フルフラットバルコニー(1,615,935円)でした。

6つの実額はオプションでお金をかけてよかったものの記事で公開しています。

なお、値引き交渉については各社で事情が違うため、この記事では深掘りしません。積水ハウスの値引きの実情は積水ハウスの値引きの記事で解説しています。

ぴよ

面積を削る前に、まずは同じ間取りのまま複数社に見積もりを出してもらいましょう!

ハウスメーカーの坪単価に関するよくある質問

ハウスメーカーの坪単価に関するよくある質問

坪単価について、よく聞かれる4つの質問にお答えします。

坪単価が一番高いハウスメーカーはどこですか?

2026年8月時点の当ブログ調べでは、積水ハウスが最上位帯です(本体坪単価135〜155万円)。

各社が単価を上げているため、順位は時期によって入れ替わります。出典つきの一覧は大手ハウスメーカーの坪単価ランキングをご覧ください。

坪単価が高いこと自体は欠点ではありません。構造・断熱の性能、初期保証の長さ、点検やアフターサービスの体制まで価格に含まれているためです。何にお金を払っているのかを確認したうえで判断してください。

坪単価が一番安いハウスメーカーはどこですか?

2026年8月時点の当ブログ調べでは、桧家住宅の51.9万円が最安でした(本体価格ベース)。

数字の根拠はローコスト住宅の坪単価ランキングにまとめています。

ただし「日本で一番安い会社」を探すより、自分のエリアで建てられる会社の中で安い会社を探す方が現実的です。ローコスト帯は施工エリアを絞ってコストを下げている会社が多く、そもそも依頼できないことがあるためです。安さの見極め方は後悔しない見極め方で解説しています。

一条工務店で30坪の家はいくらですか?

当ブログでは、一条工務店の坪単価の数字を出していません。出典が取れないためです。

一条工務店は公式サイトで坪単価を公表しておらず、上場していないためIR資料もありません。SUUMO注文住宅の建築実例も、本体価格が非公開になっています(2026年8月時点で33件を確認)。

ネット上には一条工務店の坪単価とされる数字が多く出回っていますが、出どころをたどれないものは当ブログでは使わない方針です。実際の金額は、延床30坪・希望の仕様を伝えて見積もりを取るのが確実です。

タマホームで35坪の家を建てると総額いくらですか?

本体価格の目安は約2,006万円、総額の目安は約2,507万円です。

当ブログがSUUMO建築実例(延床25〜35坪)から算出したタマホームの坪単価57.3万円(本体価格ベース)で計算しました。

  • 本体価格 = 57.3万円 × 35坪 = 約2,006万円
  • 総額の目安 = 約2,006万円 × 1.25 = 約2,507万円

これは計算上の目安で、土地代は含みません。商品ライン・エリア・土地の条件で変わります。値引きやキャンペーンの最新情報はタマホームの値引きの記事をご覧ください。

タマホームの価格については、タマホームの値引きタマホームの値上げの2記事で解説しています。

まとめ|坪単価一覧は「前提を揃えて」比べれば怖くない!

この記事では、ハウスメーカーの坪単価一覧とランキング、計算方法、2026年の値上げ状況、坪単価を下げる方法を解説しました。

押さえてほしい結論は3つです。

  • 坪単価は「建物本体価格 ÷ 延床面積」で見る
    総額ベースや施工面積ベースの数字と混ぜない
  • 総額は「本体価格 × 1.25」で見積もる
    付帯工事と諸費用が乗り、土地代はさらに別
  • 最後は同じ条件の見積もりを3社以上並べて判断する
    1社だけでは高いか安いかの物差しが持てない

一覧はあくまで出発点です。自分の土地・間取り・仕様で出た見積もりが、本当の坪単価になります。

むつごろー

坪単価は比べるための道具です。道具の使い方さえ分かれば、一覧の数字に振り回されることはありません。

ぴよ

まずは気になる3社、同じ条件で見積もりを取ってみましょう!

前提を揃えて比べれば、坪単価は怖くありません。納得のいく1社を見つけてください!

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ハウスメーカー 坪単価ランキング 徹底比較!

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