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結論からいうと、間取りの後悔を完全になくすことは難しいものの、よくある失敗を事前に知ることで減らせます。
むつごろー私は積水ハウスで延床71坪の完全分離型二世帯住宅を建て、2022年4月から暮らしています。実際に暮らしてみると「こうすればよかった」と感じる部分もあります。
この記事では、実際に暮らしてわかった間取りの後悔と、よくある失敗例をもとに、後悔を減らすためのポイントや建てたあとにできる対処法を紹介します。



後悔しやすいポイントを知って、間取りづくりに活かしましょう。
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本サイト内の一部画像は生成AIツールで作成しています。


アットホームが公開している調査では、注文住宅で失敗したことの1位は「間取り」でした。
間取りだけでなく、収納やコンセント、窓なども上位に入っています。





実際に家を建てた人がどのような点で後悔しているのかを見ていきましょう。
間取りは設備などと比べて、あとから変更しにくい部分です。
設備は交換できる場合がありますが、部屋の配置や広さを変えるには、大がかりな工事が必要になることもあります。
アットホームの調査では、「間取り」が57票で1位、設備が40票で2位でした。



わが家でも、設備の不満は買い替えで解消できましたが、間取りには今も「こうすればよかった」と感じる部分があります。
間取りに続いて、収納・コンセント・窓に関する失敗も上位に入っています。
図面では問題がないように見えても、住み始めてから不便に気づくことがあります。
間取りを決める前に、よくある後悔や失敗を知り、できる対策をしておくことが大切です。すでに家を建てた方も、家具の配置や部屋の使い方を変えることで、不便を解消できる場合があります。



わが家で実際に暮らして感じた後悔も、あわせて紹介します!


実際に暮らしてみて後悔したのは、「冬の寒さ」「足音」「ランドリールームの湿気」「トイレの位置と引き戸」「書斎を作らなかったこと」の5つです。
完全分離で後悔した点は、二世帯住宅を完全分離にして後悔した5つのことでも紹介しています。


わが家では、広いLDKが暖まるまでに時間がかかり、思っていたより冬の寒さが気になりました。
わが家では、起床する1時間半ほど前に床暖房がつくようタイマーを設定しています。床暖房をつけてから暖かさを感じるまで30〜40分ほどかかるため、朝はエアコンも併用しています。
間取りを考えるときは、LDKの広さだけでなく、窓や断熱性能、暖房計画もあわせて確認することが大切です。
LDKの広さとあわせて、必要な暖房設備やエアコンの台数・位置を設計士さんに確認する。



広いLDKにしたこと自体は後悔していませんが、冬の暖まり方まで考えておけばよかったと感じています。
鉄骨で後悔したことについては、積水ハウスの鉄骨で後悔したポイント5選の記事で書いています。


上下分離のわが家で気になったのは、子どもが走る足音と玄関の開閉音です。
わが家は上下分離で、2階の床には遮音性に配慮したALCを採用しています。娘が2階を走り回る足音は、1階にもはっきり聞こえているそうです。
| 音の種類 | 聞こえるか |
|---|---|
| 娘が2階で走り回る足音 | 聞こえる |
| 大人のゆっくりした足音 | 聞こえない |
| 玄関の開け閉めの音 | 1階・2階とも少し聞こえる |
| 話し声・水の音・テレビの音 | 聞こえない |
上下分離では、上階と下階の部屋がどのように重なるかも確認しておきたいポイントです。
一方、1階の両親に足音について聞いたところ、「孫の足音が聞こえると、今日も元気で良かったと思えてうれしい」といわれました。私が気にしていた足音も、両親は違う受け止め方をしていたようです。
寝室の真上に、子ども部屋や廊下など人が動く場所が重ならないか、図面で確認する。
完全分離で後悔したことについては、二世帯住宅を完全分離にして後悔した5つのことの記事で書いています。


わが家のランドリールームは、動線がラクで花粉も気にならず、作ってよかった設備です。室内干しでは湿気がたまりやすいため、サーキュレーター付き除湿機を使っています。
ランドリールームを計画するときは、次の点を確認しておくと安心です。
わが家は約3畳の広さで、腰高の窓と24時間換気の排気口を設けています。冬場も、サーキュレーター付き除湿機1台で除湿と送風をしています。
広さだけでなく、窓や換気設備、除湿機を置く場所、コンセントの位置まで確認する。
詳しくはランドリールームはいらなかった?後悔ポイントを施主が体験談で公開の記事を参考にしてください。


わが家はトイレをリビングの近くに配置しているため、音が気になることがあります。
リビングから近く、動線が便利なのはメリットです。一方、扉は引き戸を採用しており、もう少し位置や扉の種類を検討してもよかったと感じています。



今はそれほど気になりませんが、娘が大きくなったときのことを考えると、少し気になるポイントです。
リビングとトイレの位置関係だけでなく、扉の種類もあわせて検討する。
在宅ワークが増えた今、扉を閉められる書斎を作っておけばよかったと感じています。
建てた当時は、在宅で働く前提がありませんでした。今は在宅での仕事を、子ども部屋を借りておこなっています。娘が大きくなったら、どこで作業しようか検討中です。
扉を閉められる作業場所が必要か、契約前に検討する。書斎を作る場合は、必要な広さや費用を設計士さんに相談する。


間取りには後悔している部分がある一方で、実際に暮らして「この間取りにしてよかった」と感じている部分もあります。
入居から5年目を迎えた今も、とくに満足しているのが次の3つです。
完全分離にしながら、親世帯と子世帯を内部ドアでつないだのは正解でした。
玄関は親世帯と子世帯でそれぞれ独立しており、普段は別々に生活する間取りです。家の中には世帯間を行き来できる内部ドアがあります。
この扉があることで、親に何かあったときも、外に出ずに1階へ移動できます。



普段の生活は分けながら、必要なときには家の中から行き来できる間取りにしてよかったです。
広いLDKと、パントリー・ファミリークローゼットを取り入れた間取りは、暮らしやすさにつながっています。
LDKは48.37㎡(約29畳)です。暖まりにくさは気になるものの、家族が集まる場所を広く取ったことは正解でした。
パントリーは、食品のストックやセカンド冷凍庫の置き場として便利に使っています。ファミリークローゼットには、家族全員の着替えをまとめて収納しています。ランドリールームの隣にあるため、洗濯物を各部屋へ運ぶ必要がなく、「洗う→干す→しまう」の動線がスムーズです。



部屋の広さだけでなく、収納やランドリールームとの動線を考えて配置したことが、暮らしやすさにつながっています。
親世帯30坪・子世帯38坪という広さは、暮らし始めてからも「ちょうどよかった」と感じています。
「使っていない部屋があるのでは」と聞かれることもありますが、今のところ「この部屋はいらなかった」と感じる場所はありません。
広い分、掃除する場所は増えますが、ロボット掃除機を活用しているため、それほど負担には感じていません。固定資産税も建てる前より増えましたが、わが家では許容範囲です。
二世帯住宅は、世帯ごとの人数や暮らし方によって必要な広さも変わります。二世帯住宅の間取りタイプ別の実例は、二世帯住宅の間取りの記事にまとめています。




間取りの後悔につながりやすいのは、暮らしを具体的に想像できないこと、打ち合わせの疲れ、予算の優先順位が曖昧なことです。
平面図だけでは、朝の身支度や帰宅後の荷物置き場、洗濯の流れまで想像しにくいことがあります。
畳数だけで判断せず、家具を置いたあとの広さや通路も確認することが大切です。同じ20畳のリビングでも、天井高や窓の位置、家具の量によって感じる広さは変わります。



わが家も、図面だけではトイレとリビングの距離による音の感じ方までイメージできませんでした。
注文住宅は決めることが多く、打ち合わせが続くと疲れを感じることもあります。
わが家も、設計士さんやインテリアコーディネーターさんと何度も打ち合わせを重ねました。打ち合わせが続くことも考えて、優先したい項目をあらかじめ整理しておくと安心です。
優先して決めたい項目を整理しておく。疲れているときは、大きな決断を急がない。
予算を調整するときは、金額だけでなく、あとから変更できるかどうかも確認することが大切です。
| 比較的あとから変更しやすいもの | 大がかりな工事になりやすいもの |
|---|---|
| 照明・カーテン | 部屋の配置 |
| 家具・可動棚 | 窓の位置・大きさ |
| 一部のコンセント | 天井高 |
| 外構の一部 | 水回りの位置 |
あとから変更しにくい部分を削ると、入居後の工事が大がかりになる場合があります。変更のしやすさは建物の構造や仕様によって異なるため、設計士さんに確認しましょう。
予算を抑えた家づくりで後悔しやすいポイントは、ローコスト住宅にすると後悔する?の記事でも紹介しています。




間取りの後悔を減らすためには、図面だけで判断せず、実際の暮らしをイメージしながら確認することが大切です。
契約前にできる5つの方法を紹介します。
順番に見ていきましょう。
図面に家族の動線を書き込むと、暮らし始めてから不便になりそうな場所を確認しやすくなります。
朝の身支度や帰宅後、休日など、確認したい時間帯や場面ごとに用意する。
起きてから出かけるまで、帰宅してから寝るまでの動きを図面に書き込む。
家族の動線が重なったり、移動しにくかったりする場所がないか確認しましょう。
たとえば、次のような場面をイメージすると確認しやすくなります。



わが家はランドリールームとファミリークローゼットが近く、洗濯物をしまうまでの移動が短く済みます。
複数社に同じ条件で間取りプランを依頼すると、提案の違いを比較しやすくなります。
同じ要望や条件を伝えても、提案される間取りは会社によって異なります。複数のプランを見比べることで、自分たちでは気づかなかった提案や、重視したいポイントも見つけやすくなります。
会社名だけで判断せず、要望を丁寧に聞いてくれるか、間取りの理由を説明してくれるかも確認しましょう。
複数社のオリジナル間取りプランを無料でもらえるサービスもあります。
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平面図だけではイメージしにくい場合は、間取りシミュレーションで3D化して確認するのもおすすめです。
家具を配置すると、通路の広さやテレビ・窓の位置関係など、実際に暮らしたときのイメージをつかみやすくなります。
ツールの選び方と使い方は、間取りシミュレーションの無料ツールの記事にまとめています。当ブログ独自の、積水ハウスに特化したシミュレーターもあります。





家具を置いてみると、実際に使える広さをイメージしやすくなりますよ!
図面の数字だけでなく、モデルハウスや完成見学会で実際の広さを体感しておくことも大切です。
モデルハウスでは、広さだけでなく外壁や内装の色を実物で確認できるのもメリットです。
モデルハウスの回り方は、モデルハウスの見学は見るだけでもOKの記事で解説しています。


家づくりで譲れない条件を家族で話し合い、優先順位を決めておきましょう。
希望が増えて予算調整が必要になったときも、優先したい条件が明確になっていると判断しやすくなります。紙やスマホなどに書き出して、打ち合わせのときに確認できるようにしておくのもおすすめです。



わが家では、「内部ドアで行き来できる完全分離」も大切にした条件のひとつでした。入居5年目の今も、採用してよかったと感じています。
ハウスメーカー選びで迷っている方は、ハウスメーカーの選び方の記事も参考にしてください。




建てたあとでも、家具の配置や部屋の使い方を変えたり、必要に応じてリフォームしたりすることで、不便を改善できる場合があります。
アットホームの調査でも、注文住宅で失敗したことの1位は「間取り」でした。間取りに後悔している場合は、まず今の住まいでできることから考えてみましょう。
まずは家具の配置換えやカーテン、照明で改善できないか試してみましょう。
間取りの後悔は、リフォームで改善できる場合もあります。
たとえば、次のようなリフォームが考えられます。
工事のしやすさは、建物の構造や配線・配管の状況によって異なります。希望する工事ができるか、まずは施工会社やリフォーム会社に確認しましょう。
大がかりな工事を決める前に、部分的なリフォームで改善できないか相談するのもひとつの方法です。
工事をする前に、今ある部屋を別の用途で使えないか考えてみましょう。和室を寝室にする、使っていない部屋を一時的な書斎にするなど、用途を変える方法があります。
家族構成や暮らし方が変わったときは、それに合わせて部屋の使い方を見直すのもひとつの方法です。



わが家では、今は子ども部屋を作業場所として使っています。娘が大きくなったら、別の部屋の使い方を考える予定です!
間取りの後悔に関するよくある質問に回答します。
家族構成や暮らし方によって、使いやすい間取りは異なります。
「誰にとってもやめたほうがいい」と言える間取りはありません。部屋の配置や窓、収納、生活動線などを、自分たちの暮らしに合わせて確認することが大切です。
まずは家具の配置や部屋の使い方を見直し、必要に応じてリフォームを検討しましょう。
家具やカーテンなどで改善できることもあれば、部屋の用途を変える方法もあります。
同じ20畳でも、天井高や窓の位置、家具の配置などによって感じ方は変わります。
わが家では広いLDKにしてよかったと感じる一方、冬は暖まりにくさが気になります。畳数だけで判断せず、家具を置いたあとの広さや窓の位置、冷暖房計画も確認しましょう。
要望を十分に聞かず、提案の理由を説明してもらえない場合は、契約前に慎重に検討しましょう。
ハウスメーカーとの相性や提案内容は会社名だけでは判断できません。複数社を比較し、担当者の対応や提案内容も確認することが大切です。
自分に合うメーカーを探したい方は、ハウスメーカー診断の記事も参考にしてください。
リフォームで間取りを変更できる場合がありますが、できる工事は建物の構造や現在の状態によって異なります。
まずは部分的なリフォームで改善できないか、施工会社やリフォーム会社に相談してみましょう。
この記事では、注文住宅でよくある間取りの後悔と、わが家で実際に後悔した5つを紹介しました。
広さ別の間取りの考え方は、40坪の間取りの代表例と30坪の平屋の間取りの記事でも紹介しています。




これから家を建てる方は、複数社から同じ条件で間取りプランを提案してもらい、比較するのもひとつの方法です。提案の違いを確認しながら、自分たちの暮らしに合う間取りを考えていきましょう。
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本記事が、間取りで後悔しないための判断材料になれば幸いです。








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