積水ハウスに2年住んでみて感じたメリット・デメリット!具体例あり
積水ハウスは、日本を代表する大手ハウスメーカーの一つであり、高い技術力と品質管理で知られ、多くの人々に選ばれています。
しかし、積水ハウスでマイホームを建てることを検討する際、メリットだけでなくデメリットも知っておくことが重要です。
- 家を建てようとしている方
- 積水ハウスをハウスメーカーの候補に入れている方
- 積水ハウスで家を建てたいけど後悔したくない方
上記のような方々が積水ハウスのメリット、デメリットを理解することは、マイホームの購入に関する決断を下すために欠かせません。
この記事で紹介する積水ハウスのメリット、デメリットは以下のとおりです。
本記事では、積水ハウスのメリット、デメリットについて、実際に積水ハウスで家を建てた人の情報も交えながら、詳しく解説していきます。
積水ハウスで家を建てるメリットとデメリットを比較検討し、あなたに合ったハウスメーカーを選択する一助となれば幸いです。
<プロフィール>
✔ 積水ハウスで二世帯住宅を選択
✔ チーフアーキテクトと建てたマイホーム
✔ Webライターとして不動産記事を執筆
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積水ハウスのメリット5選
積水ハウスのデメリットを検討する前に、まずはメリットを理解することが重要です。
積水ハウスには以下のような5つの主なメリットがあります。
順番に見ていきましょう。
間取りの自由度がかなり高い
積水ハウスを選ぶ際の一番のメリットは、間取りの自由度の高さです。
むつぴよ家も自分たちの想像通りに設計してもらえる自由度の高さが、積水ハウスにした一番の決め手でした。
具体的にむつぴよ家が設計してもらった間取りを3つ紹介します。
実際の写真とともに紹介するので、マイホームの間取り検討の参考にしてください。
【例1】柱のない大空間リビング
1つ目の間取りは、2階にある柱のない大空間リビングです。
積水ハウスでマイホームを建てようとしている方であれば、一度は耳にする言葉かもしれません。
柱がないおかげでキッチンからテレビを見られますし、坪数以上に空間を広く感じられます。
積水ハウス独自の工法を活かしたメリットですね。
【例2】風通しの良い小上がり和室
2つ目の間取りは、1階にある風通しの良い小上がり和室です。
こちらはむつごろーの両親の希望で作ってもらいました。
元々は仕切られていた小上がり和室の壁に穴を開けてもらい、風が通る作りにしてもらっています。
既存の小上がり和室にはない発想を実現してくれる自由度の高さですね。
【例3】各部屋につながるウォークスルークローゼット
3つ目の間取りは、2階にある各部屋につながるウォークスルークローゼットです。
生活動線を考えて「リビング」「ランドリールーム」「廊下」に行き来できるようになっています。
最初は行き止まりのクローゼットで考えていたところ、設計士さんの提案でウォークスルーにしてもらいました。
洗濯や掃除は毎日することなので、生活動線がスムーズなのは小さなストレスを軽減してくれますよ。
外壁のメンテナンスが不要
積水ハウスの外壁材はメンテナンスフリーであることが大きな特長です。
積水ハウスが採用している「ダインコンクリート」は、独自の技術により高い耐久性と耐候性を実現しています。
この外壁材の表面には特殊な加工が施されており、雨水が外壁に付着した汚れを効果的に洗い流してくれます。
つまり、雨で汚れが落ちてくれるので、定期的な清掃やメンテナンスが不要なのです。
一般的な住宅では、数年ごとに外壁のペンキ塗り替えや補修が必要となり、その費用も馬鹿になりません。
しかし、積水ハウスの外壁材なら、そのような手間とコストを大幅に削減できます。
積水ハウスのダインコンクリートについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
エアキスによる空気洗浄で快適
積水ハウスの「エアキス」は、室内の空気質を高め、快適な住環境を実現するシステムです。
エアキスは、空気中の汚染物質を効果的に除去し、清浄な空気を提供します。
特に、花粉やハウスダストに悩まされているアレルギー持ちの方にとって、エアキスは大きな救世主となっています。
むつぴよ家も花粉症がひどいのですが、家に入るとかなり症状が落ち着きます。
エアキスは24時間365日稼働し、常に清浄な空気を供給し続けてくれます。
窓を開けての換気が難しい花粉シーズンや梅雨時期でも、室内の空気質を高いレベルで維持できるのは大きなメリットですね。
積水ハウスのエアキスについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
標準仕様でも十分暮らしやすい
積水ハウスの住宅は、標準仕様でも十分な暮らしやすさを備えています。
例えば、床材の標準仕様である「ナチュラルテイストフロアⅡ」は、風合いが無垢材に近いうえにメンテナンス性も高くなっています。
むつぴよ家は、床材や天井高は標準仕様をベースに、キッチンやバルコニーなどのグレードを上げるなど予算を使う箇所にメリハリをつけました。
全てを高グレードにするのではなく、こだわりたい部分に予算を集中させることで、コストパフォーマンスの高い住宅が実現できます。
インスタでも「積水ハウス標準仕様でも大丈夫!少しでも減額しよう5選」を紹介しているので、参考にしてください。
アフターサービスが迅速で丁寧
積水ハウスは、マイホームの引き渡し後のアフターサービスにも定評があります。
全国各地にカスタマーズセンターを設置し、専門スタッフが常駐しているので、問い合わせや修繕依頼に迅速かつ丁寧に対応できる体制が整えられています。
むつぴよ家も建具の建付け調整などをお願いしたときに、すぐ対応してもらえました。
また、定期的な点検サービスも提供しており、住宅の状態を専門家の目でチェックしてもらえます。
マイホーム購入後も長期的に安心できるサポート体制は、積水ハウスの大きな強みだと言えるでしょう。
積水ハウスのメンテナンスについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
積水ハウスのデメリット5選
積水ハウスには、上述したようなメリットがある一方で、いくつかのデメリットも存在します。
ここでは、積水ハウスを検討する上で知っておくべき5つのデメリットを紹介します。
メリットだけでなくデメリットも理解しておくと後悔しない家づくりができますよ。
うわさ通りに値段が高い
積水ハウスの住宅は、高品質な材料と優れた技術力で知られていますが、その分、価格も高めに設定されています。
うわさで高いとは聞いていましたが、まさにその通りでした。
積水ハウスは標準仕様でも既に十分な品質と機能性を備えているため、オプションを追加しなくても満足のいく住宅が完成します。
しかし、その分、標準仕様でも金額が高いので、総額が高くなりがちです。
坪単価に換算すると100万円以上することも珍しくありません。
予算に限りがある場合、積水ハウスの高価格は大きなデメリットになりますね。
積水ハウスの坪単価や総額について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
断熱性能はあまり期待しすぎない方が良い
積水ハウスの断熱性能は、同社の住宅の特長の一つとして挙げられることがありますが、標準仕様の断熱性能は他社と比べて大きな差があるわけではありません。
積水ハウスの代表的な商品である「ダインコンクリート」の場合、UA値(平均熱貫流率)は0.6W/㎡K程度とされています。
この数値は、省エネルギー基準を満たしている水準ではありますが、他社の高断熱商品と比べると特別優れているとは言えません。
実際に積水ハウスの住宅に住んでみて感じるのは、
「夏は日中少し暑さを感じる」
「冬は暖房を入れないと肌寒い」
ぐらいのイメージです。
特に、南向きの窓が多い部屋では、日射熱の影響で室温が上がりやすく、エアコンの使用頻度が高くなる傾向にあります。
積水ハウスの断熱性能は、総合的に見れば十分な水準にあると言えますが、特別に優れているわけではないので過度な期待は禁物です。
自由過ぎて決めることが多い
積水ハウスの住宅は、高い自由度が魅力の一つですが、その反面、決めることが多いというデメリットもあります。
かなり細かいところまで自由設計が可能なので、自分で決めるのが苦手な人は疲れてしまうかもしれません。
例えば、間取りの細部、収納スペースの配置、内装材の種類、照明器具の選定など、様々な要素を自分で決める必要があります。
選択肢は非常に多岐にわたるため、全てを把握し、最適な組み合わせを見つけ出すのは容易ではありません。
決断力に自信がない方や、選択肢の多さに戸惑いを感じる方にとって、積水ハウスの自由設計は、かえってストレスの原因になる可能性がありますね。
モデルハウスとの差を感じやすい
実際に建てる家とモデルハウスには大きな差があることを認識しておく必要があります。
モデルハウスは、積水ハウスの技術力と設計センスを最大限に表現するために作られています。
そのため、高額なオプションや上位グレードの設備が数多く採用されていたり、部屋も広めに設計されていたりすることが多く、開放感や高級感を演出しています。
しかし、実際に建てる家では、予算の制約や敷地の条件により、モデルハウスほどの豪華さや広さを実現するのは難しい場合が多いです。
そのため、完成した自宅を見て、モデルハウスとの差に落胆してしまう可能性があります。
この「ギャップ」を避けるためには、モデルハウス見学時に標準仕様と追加オプションの違いを明確に理解することが重要です。
特徴的な外観にするのは難しい
積水ハウスの住宅は品質と機能性に定評がある一方で、外観デザインに関しては「ザ・積水ハウス」という印象があります。
この特徴は、メリットでもあり、デメリットでもあると言えるでしょう。
具体的には、外壁であればダインコンクリートやベルバーン、基礎は積水ハウス独自のデザイン基礎を取り入れている家がかなり多いです。
「ザ・積水ハウス」らしさを好む人にとっては、この特徴は大きな魅力となるでしょう。
一方で、より個性的な外観を求める人は、他のハウスメーカーも検討するのもありでしょう。
積水ハウスの見分け方について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
積水ハウスとの打ち合わせ時に感じたこと
ここまで積水ハウスのメリット・デメリットを解説してきましたが、実際の打ち合わせでどんなことをするのかも気になりますよね。
そこで、ここからはむつぴよ家が打ち合わせ時に感じたことを紹介していきます。
これから積水ハウスを検討される方の参考になれば幸いです。
チーフアーキテクトの提案に感心
積水ハウスには「チーフアーキテクト」と呼ばれる設計士がいて、細かい気遣いや提案に感心していました。
むつぴよ家は完全分離型の二世帯住宅であり決めることが多かったこともあり、営業さんが気を利かせてチーフアーキテクトを推薦してくれました。
デザイン力があるだけでなく家のことを熟知しているからこそ、打ち合わせではこちらの意図を察知して形にしてくれる力があります。
具体的な提案はインスタの「チーフアーキテクトの提案!そんなやり方が!」を参考にしてください。
むつぴよ家の場合は営業さんがチーフアーキテクトを呼んできてくれましたが、誰でもチーフアーキテクトにお願いできるわけではありません
それでもできればチーフアーキテクトにお願いしたいという方は、プランニングテーブルを利用することでチーフアーキテクトに相談が可能です。
チーフアーキテクトについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
設計士・インテリアコーディネーターとの相性は大事
打ち合わせをする上でかなり重要になってくるのが、設計士・インテリアコーディネーターとの相性です。
基本的には何も言わなければ、営業さんが設計士やインテリアコーディネーターを選んで担当することになります。
このとき、相性が合わない方が担当になると希望が伝わらないだけでなく、打ち合わせごとにストレスが溜まってしまいます。
むつぴよ家の先輩夫婦は、インテリアコーディネーターが年配の方で「感覚が合わなかった」と話していました。
相性が合う設計士やインテリアコーディネーターにしてもらうには、あなたの要望を先に伝えておくことが大事です。
- 最新の動向を提案してくれる人がいい
- 知識豊富なベテランに提案してほしい
- 同じぐらい年代の方にしてほしい
マイホームは人生で一番大きな買い物でもあるので、遠慮せずに要望を伝えましょう。
3Dパースをかなり細かくいじれる
積水ハウスの打ち合わせで印象に残っているものとして、3Dパースをかなり細かくいじれたことが挙げられます。
3Dパースとは、パソコン上で家の模型をいじれるものです。
ほかのハウスメーカーとも打ち合わせして感じたのは、積水ハウスの3Dパースはルームツアーのように順番に部屋を巡れたり、家具を追加したりできたことです。
色を変えて確認するぐらいかと思っていたので驚きました。
打ち合わせが進むなかでもどんどん更新されていき、図面上だけでなくリアルな広さや間取りを体験できたのは良かったです。
検討している仕様の家を見学させてもらえる
打ち合わせの合間に検討している仕様の家を見学させてもらえたのも良かった点の一つです。
積水ハウスは戸建て建築数がトップクラスに多いので、いろいろな仕様の家を見学させてもらえます。
具体的には、積水ハウスで建てた人の家を見学できる「住まいの参観日」が有名ですね。
住まいの参観日については、インスタの「積水ハウス住まいの参観日って何?CMで見るあれ」を参考にしてください。
ほかにも営業さんに相談すれば、住まいの参観日以外でも見学させてもらうことは可能です。
むつぴよ家も二世帯住宅をいくつか見学させてもらいました。
オプション検討でよく外へ
打ち合わせで印象的だったこととして、オプション検討でよく外へ行ったこともあります。
むつぴよ家の設計士さんは打ち合わせ中でも「外で見てみましょう!」と言っていた印象です。
具体的には、タイルや外壁を日光に当てたり、門柱やフェンスの高さを実際に体験したりと実際に家が建った状態を考えていろいろ提案してくれました。
「光の当たり具合や時間帯によっても印象が変わるな〜」と感じたので、自分たちには無い視点をくれました。
外壁の選び方について詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
後悔しないハウスメーカー選びをする方法とは?
マイホームの購入はほとんど人が人生に一度の大きな買い物でしょう。
できれば後悔せず予算内で希望通りのマイホームを建てたいですよね。
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マイホームは人生のなかでもかなり高い買い物になるので、専門のアドバイザーに相談できるのは安心ですね。
でも、実際に相談するとなるといろいろと不安になりますよね。
ここではむつぴよ家が気になった点をまとめてみました。
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積水ハウスのメリット・デメリットまとめ
本記事では、積水ハウスのメリット、デメリットについて、実際に積水ハウスで家を建てた人の情報も交えながら解説しました。
積水ハウスにもメリットがあればデメリットもあります。
実際に積水ハウスで建てた人の意見を確認しながら、できることや特徴、予算と相談して、理想の家づくりを実現しましょう。
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